自分とはなんなのか?脳編・・・・・
自分とは何なのか?の続きです。
自分の構成要素は大きく3つ、脳(理性)、心(感情)、個(本性)からなっているという説明を前回しました。
では一つ目の脳(理性)から説明していきたいと思います。
当然、皆さん脳はご存知ですよね。
あの頭蓋骨の中にあるシワシワの多分プルンプルンのあの物体です。
実際に見たことがある人は少ないと思いますが、学校では必ず習うので何となくの感じは掴んでいると思います。
こんな感じです。
結構、さまざまなパーツに別れていてそれぞれに機能があります。
一般的に脳というイメージをしているのは多分この絵の大脳だと思います。
ただ脳には他に小脳と言われるものや脳弓や脳梁、さらには視床下部や脳下垂体、松果体や脳幹などたくさんの部位からなっています。
ただ、これを脳の性質から大きく分けると3つに分けることができます。
これはポールマクリーンという人が提唱した脳の三層構造です。
一つ目の層が人間脳と言われるもので一般に大脳と言われる大脳新皮質から構成されます。
大脳半球という左右2つの部位から成っていて、いわゆる右脳と左脳に別れています。
この脳は論理脳と言れ、役割はものを知覚したり、運動を制御したり、未来の予想、計算、推理などがあります。
まさに知を司るといっていい器官と言っていいと思います。
2つ目は哺乳類脳で大脳辺縁系と言われる部分です。
人間の脳で情動の、食欲、性欲、睡眠欲、意欲、などの本能、喜怒哀楽、情緒、神秘的な感覚、睡眠や夢などをつかさどっており、そして記憶や自律神経活動に関与しています。
人間の感情や本能を司っているまさに原始的な脳です。
そして3つ目の爬虫類脳(肉体脳)で大脳基底核と言われる部分です。
大脳基底核は大脳皮質と視床、脳幹を結びつけている神経核の集まりで運動調節、認知機能、感情、動機づけや学習など様々な機能を担っています。
今の時代、一番呼び起こさないといけない脳です。
これが退化、もしくはその他の脳との連携が鈍化してしまって人間の本来持っている機能が低下してしまっています。
脳の名称や各器官の役割や情報はこんなところにしておいて次は実は脳ってこんな感じということを説明していきたいと思います。