古事記と日本書紀における宇宙のスタートとは?

それでは、前回に引き続き日本の建国の物語を少し書かせていただきます。

 

そのためには日本書紀古事記について説明する必要があります。

 

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もちろん、皆さん日本書紀古事記の名前は聞いたことがありますよね。

 

学生時代に試験勉強をするときに名前を暗記させられた日本の最古の編纂された歴史書です。

 

古事記に関してもう少し詳しく書くと、完成したのが712年で天武天皇稗田阿礼に命じて誦み習わせたものを太安万侶が筆録したものです。

 

でも名前やどんなものかは知っていると思いますが、残念ながら今の日本ではその中身を詳しく理解している人はそんなに多くないように思います。

 

私も完全に内容を説明できるかというとかなり怪しい感じですが、でもひと通りは学びました。

 

この古事記日本書紀に何が書いてあるかというと簡単に説明すると世界と日本の成り立ちが書いてあります。

 

どのように世界が誕生して、そしてどのように日本が生まれたのかについて書かれています。

 

古事記日本書紀で語られていないようは微妙に違いますが、古事記に書かれている世界の始まりはこんな感じです。

 

遠い昔、天と地と言う概念すらない遥かな昔のことです。

深く霧のようなモヤモヤしたようなものに包まれて、それが渦を巻いたり漂ったりしながらありました。

この霧のような物の中に軽く澄んだものと、どんより重いものがあり、それがいつしか澄んだものは上の方に登っていき「天」に重いものは下に沈んで「地」になりました。

っと書かれています。

 

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これが天地開闢です。

 

つまり天と地が生まれ宇宙がスタートした瞬間のことが書かれています。

 

何と古事記には宇宙のスタートについて書かれているんですね〜〜〜〜

 

しかも混沌から天と地が生まれ記述はまさに空(太極)から陰と陽が生まれ、そして物事の兆しが含まれたものになっています。

 

ものすごいです。

すごいことを感じられずにはいられません!

 

次回はその混沌から生まれた宇宙からどうやって日本が生まれてきたのかと言うことを書いていきたいと思います。