最初に生まれた神様は天○○○○○
古事記のお話の続きです・・・・・・・
天地開闢でできた空間の高天原(たかあまのはら=天の奥深いところ)に一人の神様が出現します。
それが「天之御中主神アメノミナカヌシ」とい神様です。
多分、結構な人が知らないと思います。
天照大神が最高神だと言う風に思っている人も多いかも知らなですが、天照大神は皇祖であり氏神様のトップであって最高神ではありません。
(これはもう少し後に書いていきますね)
天之御中主神が生まれた後に生まれたのが、宇宙にあるものを生み出す力を司る「高御産巣日神タカミムスビ」と「神産巣日神カミムスビ」と言う名前の神様です。
1から2が生まれて三神となってスタートが始まります。
でもこの三神はすぐに姿を消してしまいます。
程なくするとふわふわと漂うものの中から「ウマシアシカビヒコヂノカミ」と「アメノトコタチノカミ」が生まれます。
最初の生命誕生と捉えることもありますが、この神様たちも姿をすぐに隠してしまいます。
この最初に生まれた神様のことを「別天つ神コトアマツカミ」と呼び「独神」と言って性別がないかみさまでした。
性別がないと言う意味では生命の歴史も実は大部分が性別ない時代です。
地球が誕生して46億年です。
生命が誕生して36億年で最初の10億年は実は性別は1つ雌のみでした。
男性へだいぶん後から生まれた付け加えみたいな存在です。
世の男性、そんな意味からも女性の偉大さを知りましょう・・・・・・
「独神」が生まれて次々に新しい神様が誕生していきます。
最初の5柱(神様一人のことを柱と呼びます)以降は「双び神」で男女の性別を持って生まれてきました。
そして、ようやく五組目の神様にあの男性の神「伊邪那岐神イザナギノカミ」と女性の神「伊邪那美神イザナミのかみ」が誕生します。
そしてこの2柱の神が日本を生み出します。
次回、日本誕生!!