CSR 企業が社会的に背負う責任とは?

日本的社会貢献の有り様は三方よしに代表されますが、西洋的(現在の社会的)に見るとどうなっているかを少し書いていきたいと思います。

 

企業の社会貢献は広い意味でCSRと言います。

 

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CSR
Corporate=コーポレート
Social=ソーシャル
Responsibility=レスポンシビリティ
コーポレートは企業
ソーシャルは社会的
レスポンシビリティはレスポンス(返答する)とアビリティ(能力)とが合わさった言葉です。

つまりは対応力と言っていいと思います。


続けると企業の社会的な対応力となり、もう少しわかりやすくすると企業が世の中の社会的要望に答えることのできる能力と捉えることができます。

 

では社会的要望とは何か?

 

あまり、企業は社会から何か望まれているって思って仕事をしている人は少ないのではと思いますが、実際にはたくさんのことを要望されています。


社会からの要望を大きく分けると4つになります。

 

この4つの責任を企業は背負っています。
①経済的責任
②法的責任
③倫理的責任
フィランソロピー的責任

 

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さらにこれを2つの側面に分けると①と②を積極的になCSR③と④を消極的なCSRと区分することもできます。

 

なぜ、積極的と消極的と分けられるかと言うと、①と②は法律的な強制があるとために企業を運営するにあたって必ずしないといけない義務であるからです。


対して③と④は法的な強制力にはないが企業は企業独自の価値観や規範に沿って経営資源を活用して実践するものであるからです。

 

それでは次回はそれぞれに詳細にみていきたいと思います。