フィランソロピーって何?
それでは最終4つ目の責任のフィランソロピー的責任を書いていきます。
フィランソロピー的責任とは?
フィランソロピーとはもともと古代ギリシャ語の「愛」と「人間」の2語からなっており、「人間愛」を起源とする概念です。
そこから転じて企業活動そのものがコミュニティや環境・社会問題の解決に直結し、企業価値や本来業務に貢献していくことと、自社だけでなく、ステークホルダーの社会的責任をも充足させる活動いくことという意味合いになりました。
具体的には
・ソーシャルベンチャー(社会的企業)
・CSRマーケティング
・CSR調達
・SRI(社会的責任投資)
・BOP(Bottom Of Pyramid)ビジネスなどが挙げられます。
つまりは前にも書きましたが、このエリアがCSVと言えれるところです。
CSV(クリエイティブ・シェアード・バリュー)=共有価値創造です。
企業は今まで人にとって有益な新しい価値を生み出しすことが前提でした。
(本当は違いますが、勘違いして進んできました)
その結果われわれは何を得たのか?
①生存に必要な物理的ニーズの充足・飢餓からの解放
②より自己実現性を高める、必要最低限以上の消費可能性
③ライフスタイル・ライフステージに応じた消費生活
④イノベーションによる、生産活動の効率化など
マズローの欲求の第1、第2の欲求を満たすことに成功しさらに、より豊かにより便利になることをのぞみそれも達成し続けています。
人間はどんどん豊かになっていきます。
寿命も伸び、人口も増え、飢餓も減少し・・・・・・
様々なものが満たされつつあります。
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ただ、その結果失ったものも多くあります。
何を失ったかを次回書いていきたいと思います。