ファシリテーションとは?・・・・・・ポストイットを使ってみよう!
①準備フィイズもそろそろ最後となってきました。
最後に紹介するのはポストイットのテクニックについてです。
このポストイットぜひ活用してください。
これを使うことでめちゃくちゃ多くの会議場の問題が改善されます。
会議前に必ずようしましょう。
このポストイットで何が改善されるか?
それは最初の方にあげた
・意見が出ない
・声の大きい人が勝つ
・話がすぐに脱線する
・当事者意識がない
こんな部分が改善されます。
これらの問題は会議においては非常によく起こります。
なかなか誰も喋らないことやいつも話する人ばかり話して役職や声の大きい人だけの意見で終始し、議論の方向性を見失って脱線したりして結果、なんとなく決まったような感じです、全く自分ごとにならない・・・・・・・よくあります。
ポストイットはまず議題に対して全ての人がその議題に対してのアイデアや考え方をひたすらアウトプットします。
どんなことでも良いのでとにかく数を書きます。
(このとにかく数を書くと言うのが大事です。そのほうが眠っていたアイデアが浮上してきます。)
その上で自分のアイデアを壁やホワイトボード、もしくは模造紙に貼っていきます。
まずは賛成も否定もせずにひたすら全員の意見をまずかべに貼ってしまいます。
この書いたものをひたすら貼るのも大事なエッセンスです。
通常の会議を口頭でしてしまうと意見がでないだけならまだしも、出した意見が前の人の意見で入れ替わったり違うものに変質したりしてしまいます。
忖度してしまうんですね・・・・・
本当の個人の直感の意見が損なわれることがよくあります。
多分この時点ですでにいつもの会議との違いに気づくはずです。
一つのお題に対して私たちはこんなにたくさんのアイデアを書くことができるんだって言うことに驚きます。
さらに驚くのが普段はあまり会議で話をしない人の意見が実はすごい重要だったり的を得ていたり革新的だったりすることです。
実は普段意見を言わない人は冷静に状況を分析して思考しているタイプの人が多いので当然です。
普段からガンガン意見を言える人は感情行動型のタイプなので実は思考分析型のタイプと全く違った意見を持っている場合が多いです。
さらにこのポストイットで良いことはアウトプットされた情報を一度、かべに掲げてしまうのでその時点で誰の意見でもなく全体で共同で出した共有意見になります。
なので直接対面のやりとりで出した自分の意見に反論されたりするわけではなく自分も良い意味でその意見に俯瞰的な立場に立って見ることができます。
そうするとどんどん意見が言いやすくなりそしてより良いアイデアにブラッシュアップしていくことができるようになってきます。
また、ポストイットの特性上、貼って剥がしてしやすいので、アイデアを簡単に切ったり貼ったり付け替えたりしやすくなります。
このアイデアがフローしている状態(たくさんのアイデアが目の前にあふれている状態)になるとさらなるアイデアが呼び起こされたり考えもしなかったアイデアが組み合わせの中から生まれたりします。
この経験をしてしまうと通常の会議には戻れないのではないかと私は感じていますが、経験してもやる人少なし・・・・・・
残念です・・・・・