オイルショック!!! ショックです・・・・・

故繊維業界の斜陽化の流れを書いてきましたが、その流れの中で起こった世界的な出来事に翻弄されるように我々の会社も大きな渦に飲み込まれます。


その渦とは・・・・・・・


オイルショックです。正確にはオイルショックを景気に始まった日本全体の景気低迷です。

 

第一次オイルショックは1973年10月に中東産油国原油価格が70%引き上がってことに端を発します。

 

これは第4時中東戦争の始まりと呼応するように起こりました。

 

これは当時の最大の石油産油国であったサウジアラビの国王が主導する形で起こりっていますが、理由はイスラエルアメリカに圧力をかける意図があったとされていますが、本当のところはわからないですね・・・・・

 

ちょっといろいろ調べてみます。

 

お金とグローバル企業(ここでいうところは石油メジャー)と戦争があるところの奥には歴史の真実が眠っているという考えはそんなに間違っていないと思っています。

 

見えてる歴史と本当の歴史は大きなギャップがあるものです。


ひとまず表の歴史はこのサウジアラビア主導の石油の価格政策により第一次オイルショックが勃発します。


この時に日本国内で起こったのがインフレと当時の中曽根通産大臣の呼びかけで起こってしまった「紙の節約」です。

 

この時に起こっとインフレ原油価格の高騰につられるように石油関連製品の値段が上がり、消費者物価指数オイルショック前の4.9%から1973年で11.7%、1974年で23.2%も跳ね上げました。

消費者物価指数とは簡単にいうと物の値段が昨年と比較してどれぐらい上昇したかを図る目安です。つまり1974年だと去年100円だったものが今年は123円になっているという感じです)


この急激なインフレが国内の経済成長を鈍化させ74%には−0.5%まで低下させました。そしてこれに加えて「紙の節約」・・・・・・

 

これは今のコロナに似ているので明日改めて書きたいと思います。