トイレットペーパーがーーーー!!
オイルショックの煽りで景気停滞、インフレに見舞われただけでなくいろいろことが同時に起こりました。
この時、政府が主導でこの時様々な政策がとれらました。
「石油節約運動」として日曜日のドライブ自粛高速道路での低速運転暖房の設定温度の調整などの省エネルギーに関する政策です。
そして省エネルギーの管轄のために当時の通産省内におかれたのが資源エネルギー庁です。
さらにやらかしてしまった!では、昨日も少し書きました故中曽根通産大臣です。
彼がテレビの番組で「紙の節約」を呼び掛けたことに端を発して「紙がなくなるらしい!」となりトイレットペーパーがスーパーから一気になくなる買い占め騒動に発展します。
さらに洗剤、砂糖、塩、醤油までもがなくなっていき、トイレットペーパーに関しては3〜4倍の値段をつけても売り切れたとそうです。
これに対して政府は「生活関連物資等の買占め及び売り惜しみに対する緊急措置に関する法律に基づく特定物資」というやたらと長い名前の法律に紙類4品目を指定して騒動を収束させました。
この流れどこかで起こってませんか?そうです。
今のコロナ禍の状態にとてもよく似ています。景気が大きく停滞して、ものが不足するという噂が飛んで、買い占めが起こり世の中が混乱する。
人間は何度も何度も同じことを繰り返すんですね。
でも、世が陰に振れると必ずそこから何かが変化して新しいものが生まれだします。
それもきっと同じなんでしょうね。
その辺りを次回に。