面白がり体質!

キングファミリーがどうやって生まれたのか?を書いてきました。

 

もちろん、業態が生まれて順風満帆に現在まで事業を進めてこれたかと言うと全くそんなことはありません。


めちゃくちゃ大きな波が何度も押し寄せてきて、その度に崩れそうになっていました。

 

環境の変化で起こったように感じる部分はありますが、この世で起こることは基本的に自分を中心に自分の選択の結果として起こると言うこの世界の法則から考えると、やはり自分が問題を自分で作り上げてきたのだと振り返ると感じます。


今、起こっているコロナに関しても、見え方としてはコロナと言うものが自分の意図とは全く関係のないものが現れて自分を巻き込んでいるように感じますが、その中心に置いてどんな選択をしてどんな判断をしてどんな感情になるかは自分次第で、全てが自分ごとです。


コロナを敵とみなすか?コロナを援護射撃と見なすか?は自分自身で全て決めることができるのが真理だと感じます。


どんな時もどんなことが起こっても

「面白がれば面白いように面白いことが面白いように起こるから面白い!」

(師匠の言葉です!)

 

面白がり体質に慣れればどんな時も楽しめる自分になれます。


そんな自分に慣れればコロナだろうがなんだろうが乗り越えて進化できるはずだと感じます!


次回は、キングファミリーが事業を成長させてきた中で起こった波、乗り越えてきた波について書いていきたいと思います。

新しい循環を生み出す

日本人のらしさをキングファミリーの買取システムは再度取り戻すのに貢献していることを前回書きました。


大きな視点ではらしさの復興ですが、もう少しだけマクロの視点を書いていきますね。
そもそも、現代はものあまりの時代です。

 

そのものあまりの時代において洋服はとんでもない量がそれぞれの家庭で眠っています・・・・・

 

さらにファストファッションの台頭により衣類の単価が下がり、年間の総販売金額は微減ですが、販売点数はどんどん増えていく状況です。


皆さんの家のクローゼットやタンスの中をみてみてもどれだけの服が眠っているか容易に創造が着くと思います。

 

女性の平均の服の保持数は200〜300枚と言われています。そこから考えるとひと家庭には1000枚近くの服が眠っている計算になります。


にもかかわらず、世の中はマーケティングという麻薬でものをどんどん買わそうとする・・・・・・

 

そして買ってしまうと繰り返しています。


欲しいという欲求を駆り立てて、ものを売り付けていく世の中を戦うのはとても難しいことだと感じます。


ではどうするのか?新しい循環が必要だと思います。

 

そう!

その循環の一つがキングファミリーの仕組みです。

 

世の中が必要なものを必要なだけ、最大の価値を持って提供していき、そして真の意味で欲求を満たすと言う社会の構造が生み出されるまでは相当な年月が立つだろうと思います。

 

その社会の構造は生み出されるまで誰かが今起こっている課題を解決していく必要があるようにも思います。それが㈱Kurokawaのやるべき事なんだと思います。


未来のための100%の解決案を提示できてはいないのでもどかしいですが、今できることを最高にすることを、日々積み上げていきましょう!

市場のマインドも大きく変化!

前回は市場全体の再生市場の状態に多く寄与できたことと個人のマインドに影響を与えたことを書きました。

 

再生市場には数値的インパクトを与えてきましたが、市場の個人にはどんな影響を与えたかとを少し書いていきたいと思います。

 

話はぶっ飛んだところから書きますが、そもそも日本人は神道の国です。


神道的な価値観の中心にあるのは「八百万の神」です。


八百万とはたくさんの多くのと言う意味で実数としての八百万ではないです。


この価値観はアミニズムと言う言い方で表現されたりします。


簡単に言うと全てのものに命があると言う考え方。


仏教的に言うと山川草木国土悉皆成仏で全てに物性が宿っていると言うことと同義だと思います。


つまり、日本人の根底にはものを捨てる=命を粗末に扱うと言う意識が確実に入っています。


しかし、西洋ではデカルト以降、精神と物質を分けると言う方向にシフトしまいました・・・・・

そしてその西洋の影響を影響を受けた日本においてもそのありようが蔓延るようになってしまいました。

 

それを良いとか悪いとかの議論ではなくて、そもそもDNAレベルで八百万の神が入っている日本人は捨てるをDANレベルで嫌悪しいると考えています。

 

するとどうなるかと言うと知らず知らずのうちに自分の精神をすり減らしていきます。


らしく生きると言うことは自分で生きると言うことだと思いますが知らず知らずにらしさを失うと自分らしさを消失していきやがてそれが現象として体や人間関係、病気や事故といったものとして浮き彫りになってきます。


捨てないと言う行為はこのらしさを取り戻すのにも物凄い貢献していると個人的には考えています。

再生市場が変化していく!

先日書いた古着の流れですが、今まで一般的な流れだった

家庭→古紙問屋→故繊維加工業→再生市場だったなものがKFが誕生することにより

家庭→国内リユース→故繊維加工業→再生市場と言う流れが全体に加わりました。

さらにそれだけでなく家庭→国内小売(下取り)→国内リユース→故繊維加工業→再生市場と言う流れも新しく生まれました!

 

これだけでなく実は様々なパタンの流通経路が生まれてきたのですが、間違いなく言えるのはキングファミリーという事業が一つの起点となり国内外の再生市場を盛り上げてきたことは間違いない事実だと感じています。


キングファミリーがFC事業をスタートして20年が経過しました。

 

当時、10%にみたない有効利用の数値は現在20%を超えて30%に近づこうとしています。


これはとても大きな変化だと感じます。

 

㈱Kurokawaの事業が様々な側面で社会の構造を変化させることに貢献していることはとても有り難いことだと思っています。

 

そして㈱Kurokawaの事業が、キングファミリーの買取が変えたものは個人のマインドだとも言えると思っています。


次回はそのマインドの部分を少し書いていきたいと思います。

古着の流通の進化!

だいぶんあいてしまいましたが、続きを書いていきますね。

 

2021年は不定期配信でいきます!

 

前回はキングファミリーの買取システムが生まれた時のことを書きました。

 

このKG単位の買取システムが何を生み出したのか???というと新しい古着の有効活用の道です。

 

残念ながらそれまでの日本には古着を活用できる仕組みはほとんどありませんでした。

 

90%以上の服は再度いかさせることなく捨てられというのが一般的でした。

 

唯一リユース・リサイクルしていた業態が私たちが生業としていた故繊維加工業だけでした・・・・・・
(もっと昔の日本は違ってましたけどね)

 

衣類は作られては捨てられ・・・・・

また作られては捨てられと・・・・・

社会問題の花形スターと言って良いぐらい闇がたっぷりです。


この辺りを詳しく書いていくと私の怒りのエネルギーが満載になって話が終わらなくなるので戻していきます。


通常の故繊維のリサイクル・リユースの流れは

①古着が家庭から排出される

②それが回収される=地域の資源ゴミ回収or分別ゴミとして

③古紙問屋が行政から入札により買い取る

(古紙問屋とは古着を含めて資源ごみを集めてリサイクルする事業=資源ごみには紙・鉄・ビン・古着があります)

④故繊維加工業が古紙問屋より古着を買い取る

⑤故繊維加工業がリサイクル・リユースする


これがだいたい一般的な流れです。


またまた引っ張りますが、続きは次回・・・・・

新しい買取手法が生まれる!

スリフトショップが事業創造のヒントとなった話の続きです。

 

当時我々のかくれんぼは大きくても30坪程度の大きさしかありませんでした。

 

しかし、アメリカではすでに数百坪を大きさの店舗が相当数ありました。


その規模感もそうですが、仕組みが秀逸でした。


寄付で集めるので原価はかかりません。


しかし、当然商品を選べないのでリユースに適さないものも多数入ってきます。


それをどうしているかと言うと故繊維加工業と融合させて国内販売と海外輸出&リサイクルしていました。

 

そうです!


今のキングファミリーの手法と同じやり方をすでに国の規模で実践していたのです。


ただ、流通のロジックは組み立てることができましたが、仕入れのやすさを実現するための手法が・・・・・・・


それまでは、委託形式でリユースを商っていたのでその手間もさることながら、粗利の低さにも問題を抱えていました。


スリフトショップは原価ゼロ・・・・・・

 

ただしそれは西洋のキリスト教からくる寄付の文化があってこそ為せる方法です。

(もちろん仏教にも寄付の文化はありますが、現在の日本ではそれが根付いてはいないように感じます。)


日本でスリフトのような仕組みを生み出すには???

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・


そこで生まれたのがkg単位での買取手法でした!

 

今でこそ、そこまでも革新的な手法ではないように感じますが、当時としてはとてもかなり革新的な手法の開発だったように感じます。


リサイクルショップ自体も今ほど多くなく、しかも買取をほとんど全てkg単位で行う店舗は皆無でした。

 

この革新的な手法の開発は私たちの買取にどんな変化をもたらしたのかを次回書いていきたいと思います。

キングファミリーの事業へシフト!②

よく考えたらキングファミリーがどうやって生まれたか?を書く予定だったのに買取の仕組みのことを書いちゃいました。


なので、どうやって生まれたか?にいったん戻ります。


かくれんぼが徐々にその役割を終えようとしているときに次の業態への模索が始まります。その業態の模索が始まりました。その模索のために訪れたが・・・・・・・・

 

 

アメリカです!

 


よく商流や流行は世界を西廻り回って来ると言われています。

 

まさに私たちの商いのヒントもこれと同じでした。

(リサイクルショップに関していえば日本は完全に独自進化を遂げて行っていますが)


アメリカやヨーロッパにはスリフトショップという形態のリサイクルショップが存在します。

 

大きいところで言うとイギリスのオックスファームアメリカのグットウィルやセイバーズなどが有名です。

 

イギリスのオックファームは世界規模の団体にまでなっています。


これはキリスト教の宗教観が生み出した業態だと感じます。

 

どんな仕組みで運営されているかというと寄付を元に仕組みが回っています。

 

なのでほとんどがNPOと言う形態を取っています。

 

日本でNPOと言うと数千万円から数億円の規模をイメージして社会貢献するための団体なので儲けてはダメ!と思われていますが、海外は全くそうではないです。

 

しっかりとしたビジネス基盤をもって巨大な組織にまで発展しています。

 

そんなアメリカのスリフトショップをどの様に生かしたのか?

 

それは次回へ・・・・・・・