新しい買取手法が生まれる!

スリフトショップが事業創造のヒントとなった話の続きです。

 

当時我々のかくれんぼは大きくても30坪程度の大きさしかありませんでした。

 

しかし、アメリカではすでに数百坪を大きさの店舗が相当数ありました。


その規模感もそうですが、仕組みが秀逸でした。


寄付で集めるので原価はかかりません。


しかし、当然商品を選べないのでリユースに適さないものも多数入ってきます。


それをどうしているかと言うと故繊維加工業と融合させて国内販売と海外輸出&リサイクルしていました。

 

そうです!


今のキングファミリーの手法と同じやり方をすでに国の規模で実践していたのです。


ただ、流通のロジックは組み立てることができましたが、仕入れのやすさを実現するための手法が・・・・・・・


それまでは、委託形式でリユースを商っていたのでその手間もさることながら、粗利の低さにも問題を抱えていました。


スリフトショップは原価ゼロ・・・・・・

 

ただしそれは西洋のキリスト教からくる寄付の文化があってこそ為せる方法です。

(もちろん仏教にも寄付の文化はありますが、現在の日本ではそれが根付いてはいないように感じます。)


日本でスリフトのような仕組みを生み出すには???

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そこで生まれたのがkg単位での買取手法でした!

 

今でこそ、そこまでも革新的な手法ではないように感じますが、当時としてはとてもかなり革新的な手法の開発だったように感じます。


リサイクルショップ自体も今ほど多くなく、しかも買取をほとんど全てkg単位で行う店舗は皆無でした。

 

この革新的な手法の開発は私たちの買取にどんな変化をもたらしたのかを次回書いていきたいと思います。