2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

騒動の中に起こる変化を捉える

先日から続いているオイルショック騒動ですが、今の世の中にとても似ていると書きました。 第一次オイルショックのあと実は第二次オイルショックも起こっています。 1980年代の初頭から再び原油価格が高騰し始めます。 この時は3年間で約2.7倍にも跳…

トイレットペーパーがーーーー!!

オイルショックの煽りで景気停滞、インフレに見舞われただけでなくいろいろことが同時に起こりました。 この時、政府が主導でこの時様々な政策がとれらました。 「石油節約運動」として日曜日のドライブ自粛高速道路での低速運転暖房の設定温度の調整などの…

オイルショック!!! ショックです・・・・・

故繊維業界の斜陽化の流れを書いてきましたが、その流れの中で起こった世界的な出来事に翻弄されるように我々の会社も大きな渦に飲み込まれます。 その渦とは・・・・・・・ オイルショックです。正確にはオイルショックを景気に始まった日本全体の景気低迷…

故繊維加工業の斜陽化の理由④

先日から書いている反毛の話を続きを書いていきたいと思います。 反毛も様々な用途がありましたが、どんどんその用途は減ってきています。 繊維化はほぼされなくなり、その他の用途もどんどん先細っているのが現実です。 最も需要のあった車産業の反毛用途も…

故繊維加工業が斜陽化した理由③

故繊維加工業が斜陽化した理由のもう一つは反毛企業の衰退です。 反毛と言う事業を知らない人も多いと思いますが、反毛とは一度製品化された古着を繊維状に戻して再製品化する技術です。 さらに反毛をフェルト(シートのような形状のもの)へ加工することが…

故繊維加工業の斜陽の理由②

繊維の多様化により、収益率を悪化させていった故繊維加工業ですが、さらに経営環境は厳しくなっていきます。 以前、記載しましたが、故繊維加工業の主な収益の柱は3つです。 一つはウエス もう一つは反毛 そして最後が輸出です。 この1本目の柱と2本目の…

故繊維斜陽の理由

昭和初期までの故繊維加工業は集めたものをほとんど再利用できていました。 綿は製紙会社に販売したり、ウエスに加工しても非常に高単価になり、ウールは再度繊維に戻すことができたので反毛されて再利用と言うように自然繊維100%のものは選別することが…

創業当時の故繊維加工業・・・・・・

さて、少し話が大きくなってきたので元に戻します。 故繊維産業の斜陽化と衣料の問題が同じという話でしたが、今の衣料の問題それは先日書いた環境問題それにまだ書いていない社会問題と様々に入り組んでいます。 先先代が故繊維加工業を立ちあがた当時の衣…

私たちの事業が最初に生んだものは何?

今の世の中は矛盾でいっぱいです。 豊かになりたいけども環境は大事。 環境のことは氣になるけど贅沢はしたい。 未来の子供のことは氣になるけど今の自分のことが大事。 ゴミの問題は氣になるけど自分はコンビニで買い物よくする。 もちろん私も同じです・・…

「ごまかさない」ことが永続の否決

山上商店は「ごまかし」を行ったことによって倒産してしまうという最悪の結果を招きました。 では彼の行ったことはなんだったのか? 彼らがやったごまかしはそれは湿らすでした。 古着を少し湿らすことによって重量をかさ増しして販売すると言う「ごまかし」…

「ごまかし」・・・・・・それが明暗を分ける

創業67年目となる㈱Kurokawaですが、そのきっかけとなったのが先々代が務めていた企業である山上商店が倒産したことに端を発しています。 日本でトップの輸出商社だった山上商店が瞬く間に倒産するきっかけはなんだったのでしょうか? このきっかけになるエ…

山上商店倒産! そして独立

さて、先々代が務めていた山上商店ですが、残念ながら現在は存在しません。 ほぼ寡占化された市場の王者ですが、倒産してしまいました・・・ 先にお話ししておくとこの倒産が先々代が創業するきっかけになっています。 そしてこの播州が全国的に見ても故繊維…

先々代の話・・・・・・

前々回から、趣を変えて私たち㈱Kurokawaの歴史を書かせてもらっています。 そして先々代の話を先日からさせていただいています。 今日は先々代が㈱Kurokawaを創業した時の話を書いていきたいと思います。 先々代はどんな人だったかと言うと 話上手(笑わせ…

個人も法人も先祖の歴史を知るべし!

法人も個人も先輩や先祖の歴史はとても自分の生き方を形作りのに大事なものだと感じています。 なぜならばDNAは生物的にも物理的にも文化的にも引き継いでいくものだからです。 その会社で、その家族で、その場所で、先祖の皆さんが生み出したものの上に我々…

私たちの歴史

今日から少し趣向を変えていきます。 今日から少しの間、私たちのビジネスとその歴史について書いていけたらと思います。 そもそもの㈱Kurokawaについて、我々が行っている商いについて、㈱Kurokawaの歴史について書いていこうと思います。 私たちの会社は19…

ファシリテーションとは? 最終回・・・・・・

さて、かなり長い期間ファシリテーションについて書いてきました。 最後にとても大事なことをお伝えしておきます。 それは「混沌」です!これは私の人事コンサルの大先生である福留幸輔さんから教えたいただいたことです。 ikigai-lab.jp 議論の大前提に「混…

ファシリテーションとは? 合意形成の最後です!

さて、合意の仕方の大詰めに入ってきました。 最後の4議論で全員合意です! はっきり言ってこれはめちゃくちゃ時間かかります。 でもその分非常に効果的です。 なので、これを使う会議は本当に重要な方向性を全員で決める時などにすることをお勧めしますが…

ファシリテーションとは? 感情も取り扱う会議!

まだまだいきます。合意の取り方です! 1 責任者の直感 2 参加者の多数決←多重投票法 3 評価項目での評価 4 議論で全員の合意をとる←投票+(合意・納得・合意不可) 1と2まで終わりましたので続いて3の評価項目での評価にいきます。 これは出た意見…

ファシリテーションとは? 合意のしかた続く・・・・

それではどうやって合意を取っていくのか?比較的合意の取りやすい順番に方法を説明していきます。 1 責任者の直感 2 参加者の多数決←多重投票法 3 評価項目での評価 4 議論で全員の合意をとる←投票+(合意・納得・合意不可) まずは1責任者の直感これ…

ファシリテーションとは? 最後のフェイズに入りました!

さて、ようやくファシリテーションの最終フェイズの合意フェイズに入りました。 準備→導入→整理の順番で意見やアイデアが出やすい場所を作り、たくさんの意見を整理してまとめて全員が理解しやすいようにするところまでは完了しました。 最後はこの出た意見…

ファシリテーションとは・・・・・SMARTの残り2つ

では今日も残りのスマートについて書いていきたいと思います。S=specificM=measurableA=acheableR=result-orientedT=time-bound 残りの2つは何か? result-oriented=resultは成果や結果の意味でorientedは指向性や方向付けられたと言う意味があります。 つ…

ファシリテーションとは? SMARTの残り・・・・続く

では今回もまた残りのSMARTについて説明していきます。 SMARTとは何の頭文字をとったものか?と言うとS=specificM=measurableA=acheableR=result-orientedT=time-boundであると書きました。 では残りの3つは何か? acheableこれはachieve(達成する)と言う…

ファシリテーションとは?  スマートの続き

では、整理をするフェイズを続けていきます。 先日はSMART(スマート)して整理すること言うところでおえました。 今回はこのSMARTについて説明していきます。 まず、SMARTとは何の頭文字をとったものか?と言う所を説明します。S=specificM=measurableA=ach…

ファシリテーションとは? 整理していく続く

さて、ファシリテーションスキルの説明が進んで来ていますがついてこれてますか? 非常に大事な事ばかりなので、見失っているようであれば過去分を振り返っておさらいをしていってください。 これからの時代には誰にでも必要な内容ばかりです。 自分がどこか…

ファシリテーションとは? 見える化

先日は「可視化」について説明しました。 出た意見をしっかりと留める必要性についてでした。 そして、それをどこに出しておくかということが大事とまで説明しました。 ではどこに出しておくことが大事なのでしょうか? それは全員の中心もしくは視線の先に…

ファシリテーションとは? ようやく新しいフェイズに入ります

さて、先日までは導入のフェイズについてを扱って きましたが、今日からは新しいフェイズ整理のフェイズに入っていきたいと思います。 ここまでのフェイズで何をしてきたかというと、場を整えたくさんの意見が机上に上がってくる状況を生み出すことです。 こ…