ファシリテーションとは? 見える化

先日は「可視化」について説明しました。

 

出た意見をしっかりと留める必要性についてでした。

 

そして、それをどこに出しておくかということが大事とまで説明しました。

 

ではどこに出しておくことが大事なのでしょうか?

 

それは全員の中心もしくは視線の先に見えるように掲げることが大事です。

 

この皆の見える視線の先という状態がとても大事なポイントです。

 

なぜこれがポイントかというとそれは議論を個人と個人との戦いにしないということです。

 

仮に口頭で誰かの出した意見に反論や意見があるとします。

 

「私はその意見の違うと思います」と意見に対して反論したとしてもどうしても意見ではなく、その意見を行った個人に反論しているように聞こえてきます。

 

これを緩衝材のように吸収してくれるのが目線の先に掲げるです。

 

こうすることで意見を出した本人までその意見を客観的に俯瞰して誰かが出したという誰かを外して意見そのものとして捉えることができます。

 

めちゃくちゃ簡単ですが、とても効果的な方法なのでしないてはないです。

 

ホワイトボードの場合であれば壁についているか独立して立っている場合が多いと思うのでそんなに問題なくみんなの視線の先におくことができますが、他の方法であれば少し工夫が必要になってきます。

 

パソコンの場合であれば大型のモニターに写すやプロジェクタで写すというような工夫が必要でしょうし、ノートの場合は机の配置を工夫してできればノートも切って出た意見を全体的に俯瞰できるように大きく書いて並べていくことをお勧めします。

 

少しの工夫で会議は大きな進化を遂げて有意義なものとなっていくはずです。