自分を見るために客観を生み出す方法!
客観視できない自分をより客観的に見るための工夫はいくつかあります。
一つ目は自分の中にもう一人の自分を置く方法です。
それはこんな感じです。
一流のスポーツ選手は必ずといっていいほどやっているのではないでしょうか?
もちろん経営者もやっている人は非常に多いと思います。
ただ経営者の場合は、どちらかと言うと誰かの思考を借りると言うことをしているのではないかと思います。
自分の尊敬する人や信頼している人の思考のパターンを借りて「あの人だったらどう考えるのか?」や「あの人だったらどっちを選ぶだろう?」といってように他人の脳を借りて客観性を高めます。
どちらのパターンも自分の頭の中に感情から切り離した別の人を生み出して自分の感情を含めた考え方を俯瞰してみると言うことをしてます。
これは非常に効果的です。
でもやはりどこまでいっても主観を払拭することは難しいです。
もう一つの方法があります。
それは他人の客観性を借りることです。
それは脳内を借りるのではなく、直接聞くと言うことです。
簡単に言うと他人の意見を聞くと言うことになります。
「いやいや、私は聞いてます。」って大概の人は思うと思いますがこれも感情と切り離して他人の意見を素直に聞くっと言うことはとても難しいです。
他人の意見を聞くときに出てくるのは
余計な謙遜
素直になれない自分
否定や卑下
必ずこんな自分が顔を覗かせてきます。
「君はリーダーシップがあるから店長に向いているよ!」って言われても
「いやいや私なんてそんな器じゃないですよ〜〜」っといって素直に意見を受け入れることができないことがほとんどだと思います。
でも、最初に戻って考えてみてください。
自分のことはよくわからないけど、他人のことはよく見える・・・・・・
そうなんです。
他の人の意見は実は一番客観性を持った自分自身の評価なんです。
これを素直に受け入れることができるようになると人生は激変します。
なんでもかんでも受け入れろと言うものではないですが、受け入れた方が良いものは大きく2つあります。
それは、たくさんの人がいってくれる意見。
これは主観の集合といってたくさんの主観的意見が集まると客観性が生まれると言うものです。
いくら自分は嫌な奴だと自分で思い込んでいたとしても、周りのほぼ全ての人があいつは優しい奴だといっているとしたらこれは間違いなく優しい奴なんです。
そして、もう一つは信頼できる人からの意見です。
これは、普通と思いますが、この信頼できる人を作ると言うことは並大抵ではないです。
絶対的な信頼関係を産むためにはたくさんのハードルがあります。
そのハードルを乗り越えるのは客観性を産むのと同じぐらい難しいですが、今は私はこの方法が一番良い方法だと考えています。
そして自分自身もいろんな方々に客観的な目を与えらえる人になるために日々努力しています。