コロナ時代のオンラインの可能性と問題点

昨日は初のオンライン講座を開催しました。

オンライン会議とオンライン飲み会は回数を重ねているので慣れてきましたが自身が主催の講座のオンラインは初めてたったので不安でしたが良い会となりました。

 

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オンラインが発達すれば今まで以上に対面でのコミュニケーションが増え価値を高めることのできる人は増えていくと感じます。

またどうしても動くことのできない人や動けない人も活躍の場が広がっていくはずです。

そしてより一層リアルに対面するコミュニケーションとオンラインでのコミュニケーションとが併用されていく時代になってくるのは間違い無いでしょう。

 

ただ言い方を変えると使い分けしていく時代になると言うことでしょう・・・・・・

 

悪い言い方すると、オンラインでいい人とリアルじゃないとダメな人に選別されるようになると言えます。

それはどの部分までその人と共感を産みたいのかを感じるレベルによるのではないかと思います。

 

オンライン上でのコミュニケーションは視覚と聴覚だけに限られます。

これは体で言うと脳だけを使った情報のやり取りです。

(この脳だけを使うと言うことで人類は大きな問題を起こしているのだと思います・・・・・)

 

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本当の意味で人間同士がコミュニケーションを取ろうと思うと実はこれだけでは不十分です。

人間には五感が備わっています。

(本当は第8感まであるらしですが・・・・)

その五感を全部を使った感覚の共有ができて初めて本当の意味でのコミュニケーションは完成せれて互いの信頼関係が生まれます。

 

会って握手をする。

握手でその人の温度を感じ、手の柔らかさを感じ、皮膚の感覚を感じる。

一緒に食事する。

鍋をつつく、何が嫌いで何が好きで私の美味しいと言うものと相手の美味しいと言うものとが同じだったと言う嬉しさを経験する。

コーヒーの香りを嗅ぐ。

コーヒーの香りのする朝のひと時をたわい物ない話でお互いのコーヒーにまつわる思い出に花が咲く。

 

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飲みニュケーション

 

こうやって共有できる身体感覚が増えることで互いの信頼関係は高まります。

コミュニケーションは互いの共有した経験を体に通すことで完成されます。

 

日本のチームスポーツは非常に強いです。

ラグビー、サッカー、陸上のリレー、特にリレーは短距離では勝てないがリレーになると途端に強くなります。

これは日本のチームスポーツが諸外国と比べると圧倒的に合宿が多いからだと言う話を聞いたことがあります。

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つまり合宿で身体を通す感覚共有が強まり信頼関係が生み出されチームとしての力を一人でやる時よりも何倍も向上させているとうことだと思います。

 

オンラインでも良い、リアルじゃないとダメと言う選別はその人とどんな人間関係を結びたいと感じているのか?に比例すると言うことです。

ビジネス上や上部の付き合いで良いと思われてのか?それともこの人とは人間として深く関わり繋がっていきたいと感じてもらえるのか?の違いにあるのではないかと思います。

 

オンライン化進むにつれてこの選別はますます強くなるような氣がします。

 

これからますますオンライン化が進んでいくのは間違いないです。

そしてそれによりコミュニケーションの密度は高まり価値を提供できるスピードや規模は莫大なものになってくるでしょう。

 

ただ、それにフォーカスしすぎて人間としての本当に高めないといけない価値や人間性に気づかずにそれが失われていってしまうことを、憂慮してやまないです。

そんな表面だけ言葉だけの人間が増えていくことが非常に危険だと感じます。

 

人間としての本当の価値やあり様をどうやたらオンラインでも構築できるのか?を考えつつも身体感覚を高め人間性を高めることを推し進めていきます。