創業当時の故繊維加工業・・・・・・

さて、少し話が大きくなってきたので元に戻します。
 
故繊維産業の斜陽化と衣料の問題が同じという話でしたが、今の衣料の問題それは先日書いた環境問題それにまだ書いていない社会問題と様々に入り組んでいます。
 
先先代が故繊維加工業を立ちあがた当時の衣料はとても環境に優しいものでした。
 
なぜならほとんど無駄なく再利用ができたからです。
今と比べるとないがどう違っているのか・・・・・・
 
そこには人間が豊かになりたいという願望が生み出した努力が根底にあります。
 
そうです。
 
努力すればするほど歯車が噛み合わなくなってしまっているのです。
 
衣料のエリアで人間が豊かにより便利により安くを追求した結果生まれたものがあります。
 
それが化学繊維そして混紡繊維です。
 
そもそも衣料に100%自然繊維しか使われていませんでした。
 
例えば綿、絹、ウール、麻などです。
 
この100%と言うところが非常に再利用しやすい理由です。
 
先先代が事業をしていた当時は市場から集めた衣料はほぼ100%何かしらの形に再利用することができました。
 
なので非常に経営効率が高い状態にありその結果、収益性が非常に高かったと言えます。
 
しかしこれが昭和に入り高度成長期になると一変してきます。
 
次回はこの辺りから書いていきたいと思います。