ファシリテーションとは? 最後のフェイズに入りました!

さて、ようやくファシリテーションの最終フェイズの合意フェイズに入りました。


準備→導入→整理の順番で意見やアイデアが出やすい場所を作り、たくさんの意見を整理してまとめて全員が理解しやすいようにするところまでは完了しました。

 

最後はこの出た意見をしっかりとみんなで合意して実行に移していきます。


しかし実はこの合意が一番ハードルが高いです・・・・・・

 

この合意のフェイズを蔑ろにするとあとで飛んで問題ことになります。

「実は私は反対だった・・・」

「そんなつもりで行ったのではない」

「あなたがやるっていたんでしょう」

「場の雰囲気に負けただけです・・・・・」

「だから言ったのに・・・・・・」

みたいなことが終わった後のにめちゃくちゃ出ます。


なぜ、こうなるのか?それは合意の種類には大きく分けて3つあるからです。

 

それは

WINーLOSE

LOSEーWIN

WINーWIN  この3つです。

 

最後の1つ以外はいわゆる妥協案と言うことです。


自分が妥協して相手に合わせるか?

相手が妥協して自分に合わせるか?

これは変な民主主義の弊害です。

 

民主主義=多数決と思っている人も多いと思いますが、実はこの多数決の原理が会議後に大混乱をおこします。

 

普通に多数決してしまうと、それは単純に少数意見を殺すと言う実に世知辛い結果を生み出すだけになってしまいます。

 

合意のフェイズで最も大事なのは

「全員の合意をとる」

「少数意見の大事にする」

「議論が0ベースに戻ることを恐れない」などがあります。

 

ではどうやって合意を取っていくのかを次回説明していきたいと思います。