7つの徳目 義と勇

先日は
武士道とは
「義に生きるとを美徳とし、卑怯に生きることを恥とする」あり方です。
武士道とは
「一生抜くことのない刀を日々研ぎ続ける道」です。
武士道とは
「戦わずして勝つ道」です。

この精神性を生み出す7つの徳目というものが武士道にあります。


その徳目とは
義 勇 仁 礼 誠 名誉 忠義ですという話をしました。

 

それでは 義 勇 仁 礼 誠 名誉 忠義 とはそれぞれどんな意味があるのか?ということをお話しします。


七つの徳目の中で一番最初に出てくるのがこの「義」です。

 

義と聞くと義理と捉えがちですが、武士道でいう義とは正義の義です。

 

正しくあれという教えだと考えても良いかと思います。


社会人としていえば社会の規範やルールに従った社会人と常識を携えて行動することでしょう。

 

ただ武士にとってこの義は命より重いもので、命に変えても守り抜くものを表しています。


この後にお伝えする名誉や忠義もその命を通して守り抜くものであると考えても良いかと思います。


そして2番目に説かれるものは「勇」です。

 

すなわち勇気です。

 

今の社会で勇気というと蛮勇のイメージが染み付いていますが、勇猛果敢に責めることができる姿と勇と行っているわけではなく勇とは義を貫く時に必要な力であり、いざというときに行動できる行動力です。

 

そのため勇を保つためには同時に動じない心を養わなくてはなりません。

 

平常心をどんな時でも保てる力がいざという時に義を守る時に生かされます。


それでは、次回は「仁」からいきます。