内へ内へ向かうアジア人 外へ外へ向かう欧米人

昨日に引き続き文明の起源について書いていきます。

 

現在、一神教キリスト教のメインとなっているのは欧米です。

 

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この欧米(国に文明の起源としていうとヨーロッパ)は石の文明とされています。

 

なぜ、石かと言うとヨーロッパはそんなに肥沃な大地がなく大部分が硬い岩盤の地層でてきているそうです。

 

そのため大きな木が育たないので家も自然と石作りとなりました。

 

加えて大地が肥沃ではないので農業に適しておらず牧畜が盛んになりました。

 

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牧畜は農業と違って1箇所の収穫高を高めると言う手法は取れません。

 

家族が増えコミュニティーが大きくなって規模の拡大をしようと思うと牧場を大きくする必要があります。

 

つまり土地を開拓していく必要が出てきます。

 

これが、西洋の外へ外へむかうフロンティアスピリッツを生み出し、大航海時代を経て世界へ西洋文明を広めて行った原動力となりました。

 

もっと言うと現在ではそれが宇宙までそれが及んでいます。

(このことは深い意味合いがあるののでまた書きたいと思います)

 

これが石の文明ですが、ではアジアの文明はどんなものなのか?

砂の文明、石の文明ときて最後は泥の文明です。

 

アジアは泥の文明とされていますが、アジアで泥は生命の起源とされています。

 

そして、日本を初めアジアの地層は柔らかい泥(粘土質)でそれを固めて行き、今の文明が生み出されています。

(さらに縄文土器を初め陶器なども泥から生み出されています。)

 

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大地がどろや粘土質なため植物は大きく根をはりしげるようになります。

さらにそこには生物の多様性が高まり豊かな自然が生まれます。

 

その恩恵に我々は依存して暮らすようになります。

 

ただ、その自然は時に猛威を振るうこともあります。

 

めぐみを与えてくれて存在であると同時に人々を苦しめる存在でもありました。

 

そんな経緯から嵐や地震、雷など自然現象や自然そのものに信仰心が生まれて、アミニズムが生まれていきます。

 

泥の文明では、この豊かな自然を背景に農業が盛んになります。

 

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そして石の文明とは違い、拡大させていくために一つの場所を改善を重ねて収穫高をあげていくと言う、うちへうちへ向かう力が高まって行きました。

 

日本人がイノベーションよりも改善や改良が得意であるのはこんなところに起因しています。

 

これとは逆に欧米人が外へ外へ向かう力が強く、コミュニケーションのあり方もこれに合わせた形になっています。

 

社交的に欧米人・・・・

内向的なアジア人・・・・・

 

少しアジア人、日本人のことが理解できましたか?つまりはこれも自分を知ると言うことです。

 

自分がなぜそうなのかを知ることはとても大事です。

さらに深めていきましょう!