ファシリテーションとは?⑩

組織的変化はピラミッド型からネットワーク型へ

決められた意識決定から自分たちで決めた意思決定へ

そして、そんな組織のリーダーシップはカリスマ型からサーバント型へと時代は変化して行っています。


サーバント型リーダーシップに関しては以前にも書いたと思いますが、あえて再度書きたいと思います。

 

サーバント型リーダーシップを一言で言うと支援型リーダーと言い換えるとこができます。

 

先頭に立って組織を引っ張っていくリーダーがカリスマ型で後方から組織全体を支えながら押し上げるのがサーバント型といえます。


ネットワーク型を支えるリーダーはこのタイプでないと支えることはできません。

 

なぜならネットワーク型組織で動く人財は自立型人財だからです。

 

誰かに指示されて何かをする人財ではなく自分の意思と意図を組織の意思と意図とに結び付けて自ら律して行動するタイプです。

 

ただ、なかなかこの自立型人財を今の日本という土壌で育てるというのは非常に難しくなってきています。

 

なぜなら、戦後の教育システム自体が自分で考えない、組織のために従順に仕える人財を生み出すものに大きく書き換えらたからです。

 

残念です・・・・・ただ、昔の日本はこの自立型人財を生み出す社会システムが様々なところに組み込まれていました。

 

寺子屋の教育システムしかり、立志式しかり、師弟教育しかり御中教育しかり・・・・・もちろんリーダーシップもそもそも日本はサーバント型でした。

 

変わってしまったものを嘆いても仕方がないので、それを踏まえて私たちが今何をしないといけないかということへフォーカスしましょう。

 

DNAのレベルに刻まれたものを呼び起こし世界的な課題を解決しないと未来のないこの世の中に方向性を導き出していきましょう。