自力と他力ってなに??

最近、仏教にとても興味が沸いています。

 

神道を別として、数ある宗教の中で唯一神を祈らない宗教が仏教らしいです。

 

f:id:kurohyo-3rd:20200523140444j:plain

 

確かに、色々な宗派に別れて大きくは大乗仏教小乗仏教にはなっていますが、本流に流れる考え方、原点は今の最新の科学を凌駕するぐらいの真理が学べるように感じます。

 

うちはちなみに浄土真宗です。

 

親鸞上人が開祖の大乗仏教の一派ですが、この親鸞さんがまたやばいです・・・・・

 

親鸞さんのことが知りたければ『歎異抄』(たんにしょう)を読むことをお勧めしますが、本ではなくNHKの100分で名著の歎異抄』(たんにしょう)をみてもいいかと思います。

 

釈徹宗さんの解説で伊集院光さんと磯野佑子さんの司会で面白おかしく学べます。

 

例えば他力と自力の違いについてもしっかりと解説されていて仏教について色々と学べます。

 

f:id:kurohyo-3rd:20200523135540j:plain

これが猫の他力です。

 

f:id:kurohyo-3rd:20200523135556j:plain

そしてこれがさるの他力です。

 

どちらも親(他力)によって運ばれます。

 

しかし猫は完全に咥えられて、どうにでもして〜〜!状態ですが、さるは親に運ばれながらもしっかりと自分の力で親にしがみついています。

 

仏教で言う所の他力本願とはさるの他力だとこの本では解説してあります。

 

仏教(他力)というものが示す生きる法則にしっかりと身を任せながら行という学びと努力(自力)を活かしてこそ意味があることを伝えています。

 

最近、いろんな学びが世の中にたくさんあります。

自分を解放しよう〜〜〜

自分らしく〜〜〜

思いのままの自分を表現できるようになろう〜〜〜

みたいな、間違った意味での他力本願へ持っていくような話がたくさんあるように感じます。

 

肉体を持って生まれることを選択した私たちはやはりこの肉体でできることを無視してはいけないように思います。

 

肉体がある意味をしっかりと学ぶためにも本当の意味での他力本願を身につけて自分自身を活かすために体を使って手足をしっかり使って知恵を働かせるということをしていきたいと思います。