自分とは何??
これからは意識の時代。
人間を構成するものは心を体と魂という三位一体で成り立っていると言います。
では自分とは何でしょうか?という問いに皆さんは何と答えますか?
有史以来さまざまな哲学者、宗教家、科学者が求めてやまない、この究極の問いに自分なりにどう答えることができるのか?が今からの時代を意味と価値に満ちたものにしていくのではないかと考えています。
さまざまに勉強することは非常に大事ですが、学んだことをそのままコピペするのはやめておいたほうがいいと思います。
いろんな角度で学び分析し、整理整頓して自分なりの考え方にまとめ直すという事が自分を成長させる一つの要素だと思います。
(一番は学びを活かして価値を生み出せる様になる事ですが)
ぜひ、学びそして自分のものにしていってください。
少し話はそれましたが、自分とは何でしょうか?
私が今整理している自分は(一次元的なのでさらに奥までありますがひとまず)
脳(理性)
心(感情)
個(本性)
の三つを併せ持って一つとなっているものだと考えています。
この3つは別々ではありますが、分けようがなくまさに三位一体の不可分な関係性を持って自分を作り上げています。
この三つがどんなもので何なのかを一つずつ理解していくと自分のことが幾分かわかってくると思います。
通常はこれらをなかなか別々には捉えることができないので、矛盾を起こして葛藤したり、苛立ったらり、不安になったり、挙句のはてに自暴自棄になって人生を壊してしまったりしてしまいます。
彼(かれ)を知り己(おのれ)を知れば百戦(ひゃくせん)殆う(あやう)からず」
この言葉は孫子の「兵法」の中の言葉です。
孫子は約2400年前に生まれた中国の思想家です。
子は中国語で先生の意味なので孫先生となりますが、本名は孫武と言い同じ時代にはキリスト、釈迦、孔子、ソクラテス(四聖と言います)も生まれています。
紀元前5世紀ごろに世界の哲学、宗教が一気に花開いた時期です。
この
彼(かれ)を知り己(おのれ)を知れば百戦(ひゃくせん)殆う(あやう)からず」とは簡単に言うと相手を知り自分をしればどんな戦いにも勝てると言う考え方です。
彼を知るは何となくわかり安いと思います。
相手のことを相手の立場に立って考える事や周り環境のことを知るのは常にやっていることなのでそこまで手法に迷うことがないかと思います。
(もちろん本当のことを知ろうと思うと普通の情報ソースに触れるだけでは得られないですが・・・・・)
では、己を知るってどうやってするのか???
めちゃくちゃ難しいですよね。
自分の内側を見るのは難しいのと同時に実は一番しんどいことです。
心が引き裂かれそうになります。
でもその価値があります。
自分の内側にアプローチする前にまず人間とは何なのかをしっかりと踏まえた上でないとそこへの理解が片手落ちになるので、まずは人間とは何なのか自分を構成しているものは何なのかを知ることからスタートしましょう。
次回からこの構成要素の3つを少しずつ説明したいと思います。