自分とは何か? 個って何?編
ちょっと集合意識のその先まで触れたので話しにくくなりましたが、自分とは何か?の最終パーツ「個」=本性について書いていきます。
自分を形作る3つの要素
脳(理性)である自分
心(感情)である自分
そして個(本性)である自分
この3つが重なり合って自分という存在を形作っています。
ちなみに話はそれますが仏教的には自分を形作るものを五蘊と言います。
五蘊とは
色・受・想・行・識の5つを持って人間は形作られていると説明されています。
色とは肉体
受とは感覚
想とは想像
行とは心の作用や発信、行動
識とは意識
これは脳と心と個とも通ずるところがあります。
(余談でした・・・・・・)
では個(本性)とは何か?
個とは個性とは違うものだという取り扱いをしています。
個は先天的で個性は後天的なものです。
例えば個性を奇抜なファッションと捉えている人もたまにいますが、これは個性的であって個性ではありません。
個性的なファッションを個性と捉えるのではなく、個性的なファッションを好むそれ自体は個性と捉えることはできると思います。
自分らしさを表すものを総称して個性と言いますが、私はあえて後天的なものを個性としてます。
そう意味では性格も個性と捉えることができます。
例えば怒りっぽい性格やせっかちな性格や穏やかな性格などは個性としてます。
怒りっぽくなったのは家庭の環境や何かの出来事を介して後天的に身についたものです。
生まれた時から幼少期に持っている性質にその後の環境における人との関わりや環境との関わりで変貌を遂げたものを性格と言います。
その意味では性質は変わらないけれども、性格は変えることができます。
ただ私の言っている個とはこの性質とも少し違います。
どちらかと言えばなぜその性質が備わって生まれてきたのかという部分の方が重要になります。
では次回はこの個について書いていきたいと思います。