CSV vs 三方良し
昨日はもったいないと言う言葉について書いてきました。
日本の文化はリサイクルやリユースのありようを産み出しやすい環境にあるのは間違いないと思います。
それは泥の文明のところでも書いた通りです。
内に向かう力が強くて改善改良を常として、さらに全てのものに魂があると言うアミニズムが根付いている。
だからこそ生まれたこの「もったいない」と言う感覚です。
そして、もう一つ言うと日本がお家芸的に強いことそれは・・・・・
伝承と伝達です。
それは日本は建国2680年と言う世界で最古の歴史を有することからもわかります。
さらに言うと
創業100年以上経過する企業数は世界で約66000社です。
その中で日本が占める割合は33000社とほぼ50%が日本の企業です。
さら200年以上となると日本が1340社で全体の65%をしめます。
私の会社㈱Kurokawaは66年目です。
企業は継続していくことはとても大事なことだと思っています。
なぜなら企業は公器であるからです。
自分のためのモノであれば自分が得して得られるだけ得たら潰すことも良いでしょうがそうではないです。
ステークスホルダーを意識する経営は日本古来からずっと続いています。
最近の資本主義社会においては残念ながらようやく始まったばかりです。
今もてはやされている考え方はCSVと言われていますが
これは
C=create クリエート
S=shared シェアード
V=value バリュー
の略です。
日本語では共有価値創造と言います。
全てのステークスホルダーが価値の共有ができることを前提とした企業のあり方を言います。
この価値観。
日本が古来からずっと続けています。
日本的な古来から伝わるこれと同じ価値観を三方良しと言います。
売り手よし・買い手よし・社会よしの三方が全てwin・win・winの状態になることを前提とした商いの在り方を言います。
有り難いことに我々の㈱Kurokawaの事業はこの三方良しCSVの価値観を地でいく事業だと言えると感じます。
今の時代においてとても有り難い事業を継承させて貰いました。
感謝!