話が飛びまくってます・・・故繊維加工業って??何???

どんどん話があっちに行ったりこっちに行ったりして収集が付かなくなってきました!

 

CRMリユース事業を書く前に衣類の活用に仕方からの廃棄物の話からの故繊維加工業の話です・・・・・・

 

故繊維加工業という事業を聞いたことがあるという人はかなり少ないのではないかと思います。

 

故繊維とは古繊維(古着)と繊維屑の二つを合わせたときに使用される言葉です。

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完全な業界の言葉なので知らない方が普通です。

 

そして故繊維加工業とは古着や繊維屑を加工してリユース・リサイクルする事業のことを言います。

 

故繊維加工業と言う仕事は100年以上の歴史があります。

(江戸時代から続く古着やゴミの回収再利用の生業は一度、完全に崩壊しているので少し違う組み立てになっています。)

 

故繊維加工業のスタートは、古着の再利用というよりは工業化に伴い発生してきた繊維産業のたち屑や繊維屑を集めて再利用するために仲介することから始まります。

 

 実は、かつては綿の屑は再生されて洋紙に加工されていました。

(ちなみに洋紙とは機械ずきで作られた紙のことです。この再生しでお札なんかも作られていたそうです。)

 

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洋紙はパルプが現在では原料ですが洋紙が活用され始めた当時、日本では繊維屑から作られていたようです。

 

その過程で集まった羊毛や他の繊維屑などもリサイクル原料として販売し初期の故繊維加工業がスタートします。

 

そこに繊維屑だけでなく古繊維(古着)が加わり古着をウエスに加工する事業が加わり、さらに反毛が加わり、さらにさらにリユースとして海外へ販売する事業が加わって現在の故繊維加工業が形作られました。

 

ではウエス?反毛?海外輸出ってどんな事業なの???を次回以降書いていきます。