知っていくことで自分の視座はどんどんあげることが可能です!
視座をあげて世の中を見るためには関係性を深く掘り下げていこうというお話しですが、私たちの事業を例にとったようにどこまでつなげて想像できるのか?が非常に大きなポイントですみたいなことを書きました。
どんな事業でも同じで繋がりを広げて想像していくためには知らないとダメなことがたくさんあります。
世界を広くより遠くまで深くまで知ることで自分から繋がっていく世界を想像できるようになります。
そしてその繋がりから自分の仕事や役割や人生を分析していくことができれば視座の高い志が生まれてきます。
まずは知って行きましょう。
知ってもらうためのヒントとして、私が今まで自分の客観性を高めていく過程で調べてきた情報を少し書いて行きたいと思います。
私たちの今手掛けている事業はリユース事業です。
特に現在は古着をメインに66年間営んできています。
では、日本の古着の歴史は一体どれぐらいの続いているのでしょうか?
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なんとその歴史は平安時代まで遡ることができるそうです。
1200年前から続く日本の文化なのです。
江戸時代に入ると江戸の町には2500軒ほどの古着関係のお店があったようで、当時の江戸は世界でも有数の人口を抱えている大都市で、この古着を初め資源の循環システムがこの人口を支えていたと言えると思います。
江戸の街は100万人を超える大都市でした。この当時、江戸以外に100万人を超える都市にまで発展した都市はほとんどありません。
この人口を支えたのが資源の循環システムにありますが、その循環システムを生み出しているのは日本人の自然観や宗教観、道徳観からきているように思います。
江戸の循環システムはありとあらゆるもが再利用され徹底的に最後までその役割をまっとうできるように活かされいました。それは、私たちが目指す循環の在り方のまさに見本のようなものです。古着屋だけではなく全て活用されていました。
この有り様は「もったいない」と言う言葉として脈々と私たちの中に引き継がれています。
ただ単にリユースをやっていると考えるのと、日本人が脈々と受け継いできた価値観の上に乗っかったビジネスを営んでいるのと考えるのでは全く違ってくると思いませんか?
自分の住んでいる世界を変えたくないですか?
関係性をしっかりと見ると仕事が変わってきます。
自分の仕事を別の次元にシフトすることができます。
なぜなら、自ずと視座が上がるからです。
例えば私たちが商っているリユースもたくさんの関係性の中で成り立っています。
お客様がいて買取を持ってきていただいて値付けをして販売する。
お客様へお金を支払い、またお金をもらう。
そのお金が売り上げになって自分の給料となる。
だから私はご飯を食べることができ、子供を養うことができて生活を営むことができる・・・・・・
大概の人はこのことぐらいは意識できるとは思います。
世の中の仕組みなので当たり前といえば当たり前ですね。
でもこの当たり前の関係性をもっと深く掘り下げていくと全く違って見えてくることもたくさんあります。
なぜ、お客様は買取を持ってきてくれるのか?
なぜ、お客様は商品を買ってくれるのか?
買い取って何が変化するのか?
どんな問題に繋がっているんか?
お金って何?
生活とは?
これら全ては様々な関係性の結合で生まれてきます。
それを知れば知るほど自分の視座は上がって行きます。
買取を持ってきてくれるお客様との関係性をなぜだかわからないがただ部屋でいらないものをうちに持ってくる人と考えて、その意識でお客様を見るとそんな世界が自分の周りに広がります。
買取を持ってきてくれる人が、自分の一つの行動が無駄に捨てられている有効に利用されていいき、それが繋がって自分、自分の子供、周りにいる人の豊かな生活に繋がっていくことだと認識してお客様をみているとそんな世界が周りに広がって行きます。
つまりは、自分の認識している世界は自分のものの捉え方で如何様にでも変えることができるのです。
視座、視野、視点を変えることができれば自分の住んでいる世界を変えることができるのです。
視座をあげるとは、仕事、生活を含めて自分の世界を変える力を持っています。
人間とは関係性でつくあれた物ですね
他を思いやることに大きいも小さいもないです。
ここまで書いたことをやっていこうと考えたときに特に男性は社会のために動くこと=とても大きなことだからこんな自分は到底できないと思いがちです。
これはとても残念な思考だと感じます。
視座や志は高ければ高いほどいいです。
描くものは宇宙規模までいってもいいです。
ただ、結局自分ができることはとても身近なことです。
やることは1m手前の人に届ける何かです。
大事になってくるのはこの1m手前にいる人へ届ける何かがどうやって世界と繋がっているのかと言うことを意識できるかだと思います。
自分の見えている世界は自分の知っている世界の果てまで繋がっています。
1m手前の人への動きが積み上がることで世界は変化します。
think global act local
これはマクドナルドに伝わる行動理念です。
世界規模で考えてローカルで行動しようという在り方です。
この状態になるためにとても重要なものがあるとすればそれは「関係性を知る」ことだと感じます。
関係性=ご縁といいます。
全ての人間はこのご縁で成り立っています。
もっと言うとこのご縁があるから自分が出来上がっています。
ご縁がなければ「空」になってしまいます・・・・・
視座を高めていくこととはこの関係性に氣付くこと高めていくことができます。
最初はごくごく身近な関係性にしか氣付きません。
なぜなら自分の活動の範囲が限られているからです。
でもやがて自分の足で歩き学校へ行き、会社へ行き世界を旅するうちにだんだんと自分を取り巻く関係に氣付き始めます。
繋がりが見えてきます。
自分で生きていると考えている人は残念ながら酷く傲慢な人だと思います。
この傲慢さはやがて自分の身を滅ぼします。
人間という言葉は「人」の「間」と書きます。
自分で生きているといっている人は人です。
生物学でいる分類です。
関係性に氣づけると初めて人間になります。
せばならないで、貢献してませんか?
自分も喜べて他者も喜ばすことができる。
そして経済的にも精神的に満たせれる・・・・・一番いいですよね。
これとはかけ離れているのが、自分だけ嬉しいことをやり続けること。
(最近これを懸命に伝えて、その方向へ間違った解釈を進めている人がいますが・・・・・)
確かに、自分は満たされそうな氣がしますが、氣がするだけだと個人的には感じます。
かけ離れたパターンにはもう一個あります。
他者は喜んでいるが、自分は辛いだけパターンこれは立ちが悪いです。
このタイプは二種類いて、他者貢献や社会貢献は正義!自分のためにするものではないと、きり離して考えてしまうタイプと、頭でわかっているけど体がついてこないタイプです。
頭では自分の喜びと他者の喜びが合わさったところに真の喜びがあるとわかっていても「ねばならない」という気持ちが先立って、客観性つまり自分の得意とするところと他者の求めるものとの統合ができず、求められることばかりに集中して疲れてしまっているタイプです。
もちろん最初は自分のできることはなんでもするからスタートですが、成長していくためにはそこを抜け出す必要が出てきます。
自分に求められているものをなんでもするというとこから、自分が得意で(これは一見自分ではできていると思っていないこと、自分にそんな特性があったのか!と言うことの中に多いです)それをすると自分が一番幸福感を味わうことができることで、他者を喜ばせると言うことへシフトする。
これができれば人生めちゃくちゃ上がります!
自分が最も得意とすることは、自然とできてしまうことにあるので見つけるのがめちゃくちゃ難しいです。
見つけるための一つの方法としては、過去に自分に誰かにしてあげたことで喜ばれたこと、感謝されたこと、自分でこれ最高に良かったと思えることを全部並べてみてください。
そこに、傾向が見えてくるはずです。
そして、そのあとその傾向の方向性を活用できるチャンスを活かし、なければ作る、それを繰り返してフィードバックをどんどん積み上げていってください。
必ず、自分が見えてきます。
「他を知り、己を知れば百戦危からず」です!
主観と客観を統合させていこう!
脳内ホルモンを大量に出すためには他者への貢献度を高めることだという話を書いていますが、他者貢献のうまい人とそうでない人がいますが何が違うのでしょうか?
脳科学のスペシャリストである西田文郎先生が他喜力という言葉を使ってらっしゃいます。
(実はこの西田先生は私の師匠の師匠なのです・・・・・すっごいかたです)
西田先生曰く、人生を成功に導く力で必須の用件、それが他喜力だとおっしゃっています。
読んで字の如く他者を喜ばせる力です。
詳しくはこの本を読んでください。
この力が強い人は主観と客観の統合がうまい人です。
客観とは自分を含めた周りを俯瞰して世の中を見る力です。
そして主観とは少し本来の意味とは違いますが、自分のことを知る能力です。
(言い換えると内観力です)
周りではどんなことが起こっていて何が問題となっていてどんな課題を解決しないといけないかを知り、その中で自分のどんな力が周りに求められているのか?そしてどう活かしたらそれが価値を産むのかがよくわかっています。
なので結果、大きな価値を産むことができ豊かになります。
他者貢献がうまいという表現をしましたが、うまいとは他者を喜ばせることができて自分も喜べるということです。
なぜなら、このタイプの人は他の人が喜んでいる姿自体が報酬となって脳内ホルモンを大量に分泌することができるからです。
そして今の世の中はこの他喜力が高い人ほど価値を産み、精神的な豊かさだけではなくて経済的にも社会的にも豊かになることができます。
もちろんそのために知らなといけないことがたくさんありますが・・・・・
次回からはそのあたりを書いて行きたいと思います。
ホルモン! 出てますか〜〜〜!
前々回に自己超越の欲求が最終の六段回目の欲求という話をしました。
つまりは大欲を持つ、自分ごとから離れて他者を喜ばすことで最高の価値観を得ることができる自分となると言うことですが、私も最強だと思います。
別の視点でこれを考えると・・・・
人間の脳内ホルモンがあります。
セロトニンと言う幸せホルモンがあります。
セロトニンというホルモンは人間の安心感を生み出し不足するとイライラします。
セロトニンがしっかりと分泌されると自律神経のバランスが取れて気分の浮き沈みがなくなり精神が安定します。
さらにオキシトシンと言うホルモンがあります。
オキシトシンは幸福感を与えたり、社交性を高めたり、恐怖や不安を和らげたりします。
オキシトシンというのは他者との交流や絆の中から生まれます。
思いやりホルモンとも呼ばれていて、何かを分け与えたり助けたりすると分泌されます。
さらにもう一個ドーパミンというのがあります。
これは目標を達成したりしたといにご褒美として出る快楽ホルモンです。
達成感や快感、喜び、感動などをもたらし、人をやる気にさせるホルモンです。
3つのホルモンが人間に多幸感を生み出し幸せを感じさせます。
ここからが本番なのですが、他者貢献つまり第6の欲求を実現するとこの3つの脳内ホルモン全部を得る可能性があるのだと私は考えています。
いろいろなことから人間の脳は幸せを感じることができますが、どれも偏りがあります。
繋がりだけでも、安心感だけでも、達成感だけでも、出るホルモンは偏ります。
他社に貢献して価値を生み出すことは繋がりも生まれ、安心感も生み出し、高い達成感を感じることができます。
つまり他者貢献から得られる第6の欲求の実現は幸福感を全方向的で最高のものにするのだと思います。
今日も脳内ホルモン出して行きましょう!
無意識に選んでいるです!
マズローの欲求階層説について書いてきましたが、関連でもう少し書いて行きます。
このことを意識している人は少なしですが、実は自分の人生は自分の選択の総和です。
私はいろいろなものが公平や平等と言う観点で議論されていますが意識を前提条件にとると、この選択と言うものは本質的に公平であると感じています。
無意識に選んだ選択も自分が判断して決めているという事実があります。
でもその無意識の選択にはとても大事なメッセージが込められていると考えています。
それは自分の意識の大いなる欲求。
自分の意識を体を通して楽しみたいと言う欲求です。
これに向けて潜在意識は無意識領域で自分の意識がもっとも楽しめる可能性の高い選択を自動的にします。
(もちろん全部ではないですが・・・・・)
ここまでいくとかなり難しすぎるかもしれないですが、意識は体を通さないと実は変化しません。
もっと言うと成長しません。
なぜなら体を通さないと感情が生まれないからです。
ネガティブとポジティブの感情の大きな振れ幅を経験できればできるほど意識は成長し進化して行きます。
そうすると成長と共に自分の常の意識の振幅はどんどん狭くなって行きます。
状態で言うと、どんな問題が起きても動じない不動心ができ怒りや不安、もっと言うと恍惚と言う強すぎる変なプラスの感情を受けても振幅しない状態に近づきます。
これが意識の成長です。
波をどんどん細かく0に近づけていく感じです。
脳波で言うとβ波からα波そしてΘ波へ近づけていく感じです。
さらに言うとこの状態を目指すために重要な要素は、自分の顕在意識が無意識に選択する意識の欲求の方向性を知ることもとても大事になります。
これがマズローの言う第6の欲求を生み出すことと同じだと思っています。
この方向性は人によって好みやそもそもの設定が違いそれぞれ違った経験を求めます。
この、別々の経験を求めて成長したいと願っている自分の中心、これが本当の個と呼ばれるものです。
あなたの意識が求めている本当の方向性を知りたくないですか?