コロナの新しい指標を入手しました!

新しい指標を入手しました!

 

最近までコロナの状況を整理するのに自分なりにいろいろな情報ソースに当たって数値的な推移を追っかけていました。

 

一番参考にしていたのはこれ

web.sapmed.ac.jp

 

各国の感染者推移や死者数なのを比較しやすく100万に単位でも見れるので非常に重宝していました。

そして、一番見やすかったのがトラジェクトリー解析。

 

このグラフが現在の感染状況とトレンドを知るのに非常にわかりやすかったです。

これは横軸に100万にあたりの感染者数を置き、縦軸に1週間の新規感染者数をおいてグラフ化したものです。

 

このグラフが稲穂のように頭を垂れてきていると新規感染者数が減り全体のトレンドが減少傾向にあることがビジュアル的に非常にわかりやすくなっています。

 

これは札幌医大 フロンティア研 ゲノム医科学さんがボランティアで作り上げているものです。(サイト内で寄付による活動支援も受付されているのでぜひ!)

 

そしてさらに最近入手した考え方は超過死亡数という指標です。

 

www.ft.com

 

これは、現在の死亡数を追いかける方法ではなく現在の死亡数と過去(数年間の平均)と比較して今年の特異性を知る方法です。

 

今まで、インフルエンザの死亡数のトレンドを知るために広く使われていた方法らしいですが、この方法の方が各国の比較が非常にしやすくなります。

 

なぜなら、今回のコロナでは各国の統計上の問題や、医療崩壊によろ正確なカウントができていないという問題があり単純に各国比較ができない(してはいけない)からです。

残念ながらどう見てもこの数値はおかしいなという国の数値もあったりします。

 

その点この超過死亡数でのその問題点をカバーしてくれる統計比較になると感じます。

 

そしてこの超過死亡から見る各国の死者数は残念ながら大幅にコロナでの死亡報告を上回る状態にあるようです。

 

ちなみに日本の超過死亡の推移は下記のサイトより確認できます。

www.niid.go.jp

 

そしてこのグラフによると明らかに日本の感染による死亡の推移は低下していることがわかります。

 

もちろんこれはインフルエンザと肺炎の死亡者数の推移なのでコロナだけを抽出するものではありませんが、トータルの死亡者数は大幅に減少しています。

 

こうやっていろいろな数値を多面的にとって自分のものにしてそのベースから何をすべきなのか、どう考えるべきなのかを考えることはとても大事なことですね。

 

また新しい情報入ったら投稿したいと思います。