視座って何?
それでは、最後に残った視座とは何かを書いていきますね。
視座って初めて聞いた人も多いと思いますし、言葉は知っているが深い意味はあまりよくわからないと言う人も多いと思います。
でも、視座めっちゃ大事です。
人生は、はっきり言ってこれで決まります。
その人が今何を得ているかは視座の違いによって変わっていると言っても過言ではないです。
では視座とはなんなのか?
視るに座と書いているのでとなくわかると思いますが、
視野はものを見る広さ。
視点はものを見るポイント。
視座はものをどの高さからみているかと言うことです。
ポジションの違いで見える景色は大きく変わります。
社長には社長の視座があり、部長には部長の、課長には課長の・・・・と言うように視座があります。
社長は視座を部長に下げることは容易にできます。
また課長へも・・・・・
でも課長が社長の視座を持ち得るのは非常に難しいです。
一見、超えられない壁に見えても視座を変えてみると全く見解が変わってきます。
よく、上司と部下のコミュニケーションにギャップが生まれるのはこのせいです。
もちろん視座だけでなく積み上げてきた経験によるところも大きいですが、ポジションが生み出す視座の違いは間違いなくあります。
これはポジションによる視座の説明になりますが、その人が何を前提に日々を過ごしているのか?も実は視座です。
そしてこっちの方が大事です。
つまりその人の前提条件がものの見方を大きく変えるということです。
では前提条件とはなんなのか?
それはなんのために生きているのか?と言う本質です。
自分の命の使い方を知っている人は、その使い方に合わせた視座になります。
もし、命が自分だけのもの自分のためにだけ使うものと言う前提条件を持っていたらどうなると思いますか?
行動は自分の枠を超えることはなく、思考は自分中心になるので浅くなります。
例えば、2人の経営者がいて、一人は自分のために経営をしているとします。
そしてもう一人は社会のために経営しているとします。
この二人にどんな情報が入ってくると思いますか?
一人目には高級車の情報や投機の話や楽して儲けようっと言う話やそんな話をする人たちが集まるでしょう。
二人目の経営者には社会をよくするための最新技術の情報や会社をより良い方向へ持っていくための情報やそんな思いのある人たちでしょう。
前提条件の違いによって、同じ職種であっても話すことが変わり、考え方が変わり、行動が変わります。
つまりは自分の思考の前提条件、なんのためにあなたは生きているのですか?にどうやって答えるか(=視座)によって自分に周りに引き寄せるものが大きく変わってきます。
そして、その周りに引き寄せているものに合わせて自分の運命は変わっていきます。
人生を豊かにする最も簡単で本質的な方法、それが視座をあげることです。
今まで自分がみていたものを、自分だけから自分と自分の家族へ、自分と自分の家族だけから、自分と自分の家族と自分の所属するコミュニティーへ、さらには日本へ、世界へ、地球へ、宇宙へとどんどん高めていくことで簡単に豊かな人生を手に入れていくことができます。
これ間違い無いです!