起業する意味とは?
今日も起業について、さらに書き進めていきますね。
最近、事業にとても重要なものをひとつあげなさいと言われると真っ先にあげるのは「なぜ、その事業をするのか?」と言う意図だと答えます。
この存在理由を明確に答えることができない起業で、いっとき大きな成果をあげることができたとしても長くは続かないと感じています。
その事業をする理由?意図とは?・・・・・
会社の在り方を形作るためのベースはこの意図によって大きく違ってきます。
私の場合はこうやって整理しています。
(一般的なものと違っていると思いますが、これは様々に定義があるのでそう思って見てください。)
会社の存在理由(使命)→経営理念(方向性)→ビジョン(具体性)→経営戦略(中期計画)→戦術(KPI)
最近、中期計画や評価制度を作らない企業が増えていると言う話をよく聞きますが、私はちょっと難しいと感じています。
(基本的に自分たちをマネージメントできる基礎を育てることができた企業、そんな人財をたくさん抱えている企業にはできても我々のような途上の中小企業には一足飛ばしにはできない在り方だと思います。)
話を戻して会社の存在理由(使命)→経営理念(方向性)→ビジョン(具体性)→経営戦略(中期計画)→戦術(KPI)の順番ですが、順番に説明していきたいと思います。
まずは、会社の存在理由、カッコよく言うとレゾンデートルって言うんでしょうか?
なんのためにその会社が存在して何をなすのか?
これを一言で現せることができるないとやがてブレてきます。
そして、企業においてはこの会社の存在理由と経営者自身の存在理由が呼応する形で存在します。
経営者になると会社と自分は一心同体です。
つまり会社の存在理由と自分の存在理由がぴったり一致しないと最終的に失敗します。
あなたの実現したい志を会社を通して実現するのであるから当然ですね。
そして会社は法人と言います。
社会的に会社は法人として人格を持つことを認められています。
つまり一人の人として認識される存在なのです。
会社とはあなた自身が自分だけでは成し遂げることができないと感じたので生み出したもう一人の自分です。
その人格を持つ会社へ生きる意味を与えることができるのは、この世の中で唯一、生み出したあなただけになります。
深いですね〜〜〜〜
起業とはこの世に価値を生み出す一人の人を生み出すことなんですね〜〜〜〜
次回も続きを書いていきます。