マズロー最後の欲求は6番目??
マズローが晩年に唱えた最後の欲求です。
なぜ彼がこの6番目の欲求を唱えたかと言うとそれは彼が研究している中でどうしても5つの欲求では説明ができないことがあったからだそうです。
何回も説明に書きましたが、5つの欲求は互いにリンクしていて一個飛ばしに進めることができない、ましてや2個飛ばしなどできるはずがないと言うのが彼の五段階の欲求の説明でした。
(元々この第6番目の欲求は5番目に内存させてマズロー自身は考えていたのですが、誤解して考える人が多いこととと欲求は段階を飛び越えて変化していく事は
ないと言う彼の考えに矛盾したので6番目をもうけたようです。)
では6番目とは何か・・・・・・・
それは自己超越の欲求と言います。
この欲求は何かというと自己を超えるところに欲求を求めるものです。
簡単に言うと他者のために動いたり価値を生み出したり喜ばせたりすることを自分の喜びとすることです。
この欲求は6つの中で唯一段階を飛び越えて生み出すことができる欲求です。
自分が食べるのに窮している時にでも誰かに食べ物を差し出すことができます。
自分が欲求的に満たされたいない状態にも関わらず、誰かのために動いて価値を産むことができます。
これを言い換えると大欲と言うんだと思います。
欲には大きく分けて小欲(自己の欲求)と大欲(世の中のための欲求)とがあります。
そして、誰しも最高の喜びをえられるのはこの大欲を満たす時です。
そして、誰もこの大欲を携えて生まれてきていると私は感じています。
起業を志すのならば私は多くの人にこの大欲を元に事業の理念やビジョンを掲げてスタートして欲しいと思っています。
この大欲を元にした事業には必ず他力が働きます。
そしてこの他力無くしては事業の発展も継承もあり得ないと考えているからです。