ファスレテーション能力とは?③

先日から続いているファシリテーション能力についての続編です。

 

ファシリテーターとは話がまとまるように支援する人のことでしたが、ではファシリテーション能力とはどんなものでしょうか?

 

これを話がまとまるように支援する能力とすると意味合いが中途半端になってしまいます。


まとめると言う言葉に内包されている意図があります。

 

この意図をしっかりとイメージしていないと議論が正しく行われないと言っても言い過ぎではないです。

 

内包されている意図とは
①当初の想定を大きく超える結論を導き出すこと
②参加者に自分たちがその結論を道場いき出したと感じさせること
③課題をチームの力で解決に導くこと

 

まとめると言う言葉にはこのような意図が入っています。


もっと言うとこの①〜③の成果が得られないでまとめた場合にはファシリテーションとは言えません。


さらに言うとその結論は革新性・実行性・自主性という部分を失ってしまい全く意味をなさない議論になってしまいます・・・・・

 

つまり
議論で導き出された結論が、参加者の全員が妥協できる無難なアイデアであり、問題解決に全員の力が注ぎ込まれることがない状態のまま時間だけが過ぎていき何も変わらない・・・・
こんな状態になってしまいます。

 

会議を経験している多くの皆さんはこのような経験をした人は多いと思います。

 

そしてこのジレンマから抜け出せずにいるのではないかと思います。


このような宙ぶらりんの議論にならないためにもファシリテーション能力をそれぞれが磨かないといけないそんな時代になってきています。