新たなものが生まれる瞬間!

高度成長期の中でゴミとして廃棄されていく古着の中には捨てるのにはあまりにももったいな過ぎるものがであるれるようになってきました。

 

それはオイルショック当時の経済がどんどん停滞していく中においとも物あまりの感覚は一向に変わらずです。


当然、私たちの運営する故繊維の工場には連日のように、古着が集まり普通の感覚では勿体無いと感じる物で溢れかえっていました。

 

そんな中、選別に携わるスタッフは自分に合う服を見つけ100円程度のお金を支払って買って帰るのも当然といえば当然の状態です。


ある日、一人のスタッフさんが「社長(当時は先代)これ売れるんちゃいますか?」

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売れるんちゃいますか・・・・・・


ことは突然起こります。

24時間、365日考えて考えて考えてしていると突然何かと何かが結びついて新しいものが生まれます。

 

考え続けること悩み続けること苦悩し続けることが生み出す力です。

 

その苦しみが大きければ大きいほど生まれてくるものの価値は絶大です。


よく、発明や発想する人はインスピレーション(直感力)がそもそも高いから何かを産めると思っている人が多くいますが、それは間違いです。

 

発想や発明は生み出すまでの苦難と苦労の量と相対関係にあります。


この法則はいろんなところで当てはまります。

 

昔の記事にもそんなことを書いているのでまた直してみてください。

 

誰もが直面しているものに正対していれば必ず新たな発想を生み出すことができます。

 

今はそんなチャンスが溢れかえっているようにも感じます。


話を戻して、こうしてオイルショックの真っ只中に生まれたのが国内のリユース事業ですが続きは次回・・・・・