自力と他力・・・・・・
自力と他力の関係性について昨日、少し触れました。
書くのは2回目ですが大事なのでもう一回書きますね。
この言葉自体は仏教用語です。
その仏教の中でこの自力と他力についてとてもわかりやすい例えがあるので紹介したいと思います。
それが猫の他力と猿の他力の例えです。
猫も猿も子育てをします。
哺乳類なので大体しますね・・・・・
この二匹の子育ての時の大きな違いは子供を運ぶ時の方法です。
猫が子供を連れていくときに親猫は子供の首のあたりを噛んで運びます。
(なので猫かの動物は首の後ろを摘んで持ち上げてあげると大人しくなります・・・・余談です・)
これと比較して猿は子供運ぶ時は子供が母親にしがみついて運びます。
これが猫の他力と猿の他力の違いです。
この例えは母猫、母猿を他力に見立てています。
どちらの母も他力として子供をある方向へ運んでいます。
その結果、子供は別の場所へ移動できます。
ただ大きく違うのは猫の子供は何もしない。
完全に他力に身を任せるのに比べて猿の子供はしがみつくという自力を働かせます。
この自力がなければ小猿は別のところへいけません。
今のこの世の中か、いやでもやらないといけない他力の風が吹きまくっています。
とんでもない風速で吹き荒れています。
その中であなた自身は猫の他力のように風に任せて飛ばされていくのか?
それとも、この強風の中を自力と使って自分の今までいけなかった新しい場所へ飛んでいくのか?
どっちですか?