物を売るということとは?
昨日は買取の際の気持ちについて書きましたが、これは販売=物を売るという時にも同じだと感じています。
何かを売ると言うととかくその物に事態にフォーカスするあまり本質を見落としがちになります。
実際に物を買った人が最終的に手に入れるものはなんでしょうか?
当然、服を買いに行けば服は手に入ります。
食べ物を買いに行けば食べ物も手に入ります。
おもちゃであればおもちゃ。
文房具であれば文房具。
提供されているものは確実に手に入ります。
しかし、最後に手に入るものはと言うと実はその物自体ではありません。
最終手に入るものはその物を通して体験した経験とその経験から得た感情です。
例えば服を買いに行きます。
当然、その服を買う目的があります。
寒くなったから普段着る用の防寒着を買いに行くのか?
それとも誰かの誕生日が近いのからプレゼントのドレスを買いに行くのか?
彼氏、彼女とデートに行く予定があるのでその時に着る服を買いに行くのか?
たくさんの目的があってその用途に合わせて服を書います。
そして、その服をきてその目的を果たして感情を手に入れる。
防寒着を着て=あったかい
プレゼントを渡して=喜んでもらえて嬉しい
デートに来て行って=褒められた
つまり味わえるのは「感情」だけなんです。
商売はこの感情を最大にすることが価値を有無ということだと思います。
いかに相手を喜ばせることができるのか?
相手の予想の斜め上をいくアイデアや仕組みを作ることが商売の原理原則。
それが奇抜な発想の時もあれば、当たり前のことを当たり前以上にするということもある。
ただそれだけですね。
それだけだからこそ難しい。