ビジョンを描く・・・・・・何をなして何を残して逝くのか?

使命そして経営理念と書いてきましたが、続いてビジョンについて書いていきますね。

 

なんども繰り返しになりますが、順番が以下のような流れです。

会社の存在理由(使命)→経営理念(方向性)→ビジョン(具体性)→経営戦略(中期計画)→戦術(KPI)

 

ではビジョンとは何かと言うと、VISIONと英語で書きます。

そしてこれをそのまま日本語で訳すと

ejje.weblio.jp

 

このサイトのようの感じです。

 

たくさん訳がありますが注目してもらいたのが名詞として使われた時に内容です。

 

視力や視覚、未来像や先見の明などの訳の中に、映像や画像という言葉あります。

 

つまり経営に対してビジョンを捉えるときは、映像化するぐらいの具体性を持って語られる未来です。

(なんども言いますが、あくまでも私的解釈なので様々な解釈があります。あなたとのビジョンはなんですか?と問われているのをあなたの夢はなんですか?という解釈とすることもなんら問題ないです。)

 

つまり、そのビジョンを聞いた時に、誰もがありありとその情景が映像化できたら成功です。

 

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具体的なポイントを説明すると、使命と経営理念を目指す中で具体的な期間内でどんなありたい姿を実現しているのか?を描いていきます。

 

つまりはいつまでに、どんな状態を目指すのか?(できれば中期的なビジョンにおいては定量的に)が明確になっているものがビジョンです。

 

そしてこれに超長期的視野を入れた100年ビジョンと言うのを作るのをお勧めします。

 

これを作ると自分ごとから離れることができます。

 

なぜなら中期短期のビジョンだとどうしても自分ごとや今の課題、問題に引きずられて本当の意味で使命にそったビジョンを生み出すことが難しくなるからです。

 

100年後の自分たちの在り方を描くとそれが取っ払われます。

 

なぜなら・・・・・・自分たちはすでに死んでいるからです。

 

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そうなると人間不思議なもので自分の我欲から解放されて、何をなして何を残して死ぬのかと言うことを考え始めます。

 

未来に繋がるまだ見ぬ人に恥じない自分の在り方を残して死のうと言う思いにかられてきます。

 

でも、実はそれが本当の自分なのだと感じます。

 

そしてその本当の自分を知るために起業をするのではないかと感じます。