大ヒット映画! 鬼滅の刃!
今日は少し間に一つ別の話題を。
最近、鬼滅の刃が大ヒットしていますね。
アニメを見たことのない人でも名前ぐらいは最近聞くようになっているのでは?と感じます。
ヒットの裏にはいろいろな世相が反映せれていると言います。
→激しい競争を勝ち抜く「巨人の星」
→自分の志に真っ直ぐ仲間とチームを作る「ワンピース」
という風に流れていっています。
さて鬼滅の刃はどんなストーリーかと言うとある人がこんな解説をしていました。
鬼滅の刃には敵の鬼が出てきます。
その鬼は傍若無人で全ての部下を超ワンマンに従えて人を蹂躙していきます。
部下もトップの鬼には逆らえない、崇拝している、超従順と言う感じです。
そして死なない不老不死の体を思っている。
解説者はこんな鬼を現在の資本主義下の全体主義に置き換えています。
そしてこの鬼に戦いを挑む主人公を現代の個人と照らし合わし、チームや組織の崩壊により全体主義に飲み込まれた個人だと言っています。
資本主義・全体主義の中で「何がやりたい」「自分はなんなのか」と言う個人の意思を貫くストーリーを全体主義と個人主義の戦いだ!と捉えて解説しています。
私は少し????と感じています。
主人公の根っこにあるものは表面上は鬼に家族を殺され、妹を鬼にされたのでそれを元に戻すと言うところにあるように感じますが、物語の全容を知るとやがてそれは縦の歴史につながっていることに気づきます。
脈々と繋がる大きな縦の歴史を受け取り繋いでまた受け渡す。
その中で一人一人が自分の命より大事な役割に徹する姿。
そうやって大きな目的を全体で達成すると言う本当の日本人のありようを描いているような気がしてなりません。
私は、今このアニメが響いているのは、この物語にコロナで荒れる世の中で本当に大事なものに繋がるきっかけを見ているのではないかと感じます。
皆さんはどう感じますか?