㈱Kurokawaとは

国内リユース店舗業のスタート

オイルショックの影響で先行きが厳しくなってきた私たちでしたが、一言が生み出すきっかけにより新たな道が生み出されました。 それが国内のリユース事業です。 最初はイベント的に各地をわたるという手法で小売を続けてきましたが、やがてそれでは存続が難…

店舗事業始まる・・・・・

数回、他力の話になって本筋を外しましたが、今日からまた本筋に戻していきます。 国内リユース事業は始まったのはオイルショックという他力が働いた結果でした。ただ、いきなり店舗事業に携わったわけではありません。 最初の事業は催事的な販売方法を取っ…

胆力をあげるには?

胆力をあげるには? 肚を決めるには? もしかしたら今の日本人の1番の課題なのかもしれないの「決める」胆力の高い人は決断力があります。決めることができます。 そして、この話題に入って数日前の記事がとても大事だということに改めて気付きました。 そ…

胆力が大事!

先日の自力と他力の話の中で少しだけ伝えて解説をしていなかった「胆力」について少しお話しさせてください。 この「胆力」これは現在の日本人が失いかけている中ではもっとも大事な物だと個人的には認識しています。 私の師匠の師匠、西田先生曰く人間が成…

自力と他力・・・・・・

自力と他力の関係性について昨日、少し触れました。 書くのは2回目ですが大事なのでもう一回書きますね。 この言葉自体は仏教用語です。 その仏教の中でこの自力と他力についてとてもわかりやすい例えがあるので紹介したいと思います。 それが猫の他力と猿…

発想を形にする物?

私たちの国内リユース事業はたった一言がそれまでの苦難と苦労の集積に化学変化をもたらし生み出されました。 ただし、発想はすぐできます。 あれすればいいかも? あれとあれを足したら行けるかも? あれを売ればうまくいくかも? こんな感じで頭の中ではい…

新たなものが生まれる瞬間!

高度成長期の中でゴミとして廃棄されていく古着の中には捨てるのにはあまりにももったいな過ぎるものがであるれるようになってきました。 それはオイルショック当時の経済がどんどん停滞していく中においとも物あまりの感覚は一向に変わらずです。 当然、私…

もったいないで溢れかえる中で・・・・

オイルショックは私たちの会社にも大きなショックを与えていきました。 倒産・・・・・・・・・ そんな響きが現実化する中で生まれたのが国内リユースの事業です。 戦後から復興し、高度成長期を通り抜けてきた日本はすでに豊かな国変化していました。 19…

騒動の中に起こる変化を捉える

先日から続いているオイルショック騒動ですが、今の世の中にとても似ていると書きました。 第一次オイルショックのあと実は第二次オイルショックも起こっています。 1980年代の初頭から再び原油価格が高騰し始めます。 この時は3年間で約2.7倍にも跳…

トイレットペーパーがーーーー!!

オイルショックの煽りで景気停滞、インフレに見舞われただけでなくいろいろことが同時に起こりました。 この時、政府が主導でこの時様々な政策がとれらました。 「石油節約運動」として日曜日のドライブ自粛高速道路での低速運転暖房の設定温度の調整などの…

オイルショック!!! ショックです・・・・・

故繊維業界の斜陽化の流れを書いてきましたが、その流れの中で起こった世界的な出来事に翻弄されるように我々の会社も大きな渦に飲み込まれます。 その渦とは・・・・・・・ オイルショックです。正確にはオイルショックを景気に始まった日本全体の景気低迷…

故繊維加工業の斜陽化の理由④

先日から書いている反毛の話を続きを書いていきたいと思います。 反毛も様々な用途がありましたが、どんどんその用途は減ってきています。 繊維化はほぼされなくなり、その他の用途もどんどん先細っているのが現実です。 最も需要のあった車産業の反毛用途も…

故繊維加工業が斜陽化した理由③

故繊維加工業が斜陽化した理由のもう一つは反毛企業の衰退です。 反毛と言う事業を知らない人も多いと思いますが、反毛とは一度製品化された古着を繊維状に戻して再製品化する技術です。 さらに反毛をフェルト(シートのような形状のもの)へ加工することが…

故繊維加工業の斜陽の理由②

繊維の多様化により、収益率を悪化させていった故繊維加工業ですが、さらに経営環境は厳しくなっていきます。 以前、記載しましたが、故繊維加工業の主な収益の柱は3つです。 一つはウエス もう一つは反毛 そして最後が輸出です。 この1本目の柱と2本目の…

故繊維斜陽の理由

昭和初期までの故繊維加工業は集めたものをほとんど再利用できていました。 綿は製紙会社に販売したり、ウエスに加工しても非常に高単価になり、ウールは再度繊維に戻すことができたので反毛されて再利用と言うように自然繊維100%のものは選別することが…

創業当時の故繊維加工業・・・・・・

さて、少し話が大きくなってきたので元に戻します。 故繊維産業の斜陽化と衣料の問題が同じという話でしたが、今の衣料の問題それは先日書いた環境問題それにまだ書いていない社会問題と様々に入り組んでいます。 先先代が故繊維加工業を立ちあがた当時の衣…

私たちの事業が最初に生んだものは何?

今の世の中は矛盾でいっぱいです。 豊かになりたいけども環境は大事。 環境のことは氣になるけど贅沢はしたい。 未来の子供のことは氣になるけど今の自分のことが大事。 ゴミの問題は氣になるけど自分はコンビニで買い物よくする。 もちろん私も同じです・・…

「ごまかさない」ことが永続の否決

山上商店は「ごまかし」を行ったことによって倒産してしまうという最悪の結果を招きました。 では彼の行ったことはなんだったのか? 彼らがやったごまかしはそれは湿らすでした。 古着を少し湿らすことによって重量をかさ増しして販売すると言う「ごまかし」…

「ごまかし」・・・・・・それが明暗を分ける

創業67年目となる㈱Kurokawaですが、そのきっかけとなったのが先々代が務めていた企業である山上商店が倒産したことに端を発しています。 日本でトップの輸出商社だった山上商店が瞬く間に倒産するきっかけはなんだったのでしょうか? このきっかけになるエ…

山上商店倒産! そして独立

さて、先々代が務めていた山上商店ですが、残念ながら現在は存在しません。 ほぼ寡占化された市場の王者ですが、倒産してしまいました・・・ 先にお話ししておくとこの倒産が先々代が創業するきっかけになっています。 そしてこの播州が全国的に見ても故繊維…

先々代の話・・・・・・

前々回から、趣を変えて私たち㈱Kurokawaの歴史を書かせてもらっています。 そして先々代の話を先日からさせていただいています。 今日は先々代が㈱Kurokawaを創業した時の話を書いていきたいと思います。 先々代はどんな人だったかと言うと 話上手(笑わせ…

私たちの歴史

今日から少し趣向を変えていきます。 今日から少しの間、私たちのビジネスとその歴史について書いていけたらと思います。 そもそもの㈱Kurokawaについて、我々が行っている商いについて、㈱Kurokawaの歴史について書いていこうと思います。 私たちの会社は19…